第5回 13価肺炎球菌ワクチン
13価肺炎球菌ワクチンとは
肺炎球菌も新生児に髄膜炎を起こす細菌です。髄膜炎の2割はこの菌が原因と言われています。細菌の表面が80種類以上あり、そのうちの13種類が病気の原因になることがほとんどです。
肺炎球菌ワクチンは成人用の23価ワクチンと小児用の13価ワクチンがあります。小児用は効果を強めるためにジフテリア毒素を結合させています。成人のワクチンとは効果が違います。
小さい子ほど菌を持っている可能性が高いので生後2か月から摂取を開始します。4週間おきに3回接種、2か月以上開けて1歳を過ぎたら追加を1回です。接種が遅れた場合は計画が変わりますのでお医者さんと相談してください。
接種時期について



