第1回 定期接種と任意接種って、どう違うの?

第1回 定期接種と任意接種って、どう違うの?

ワクチンには定期接種と任意接種があります。

定期接種とは

定期接種とは国が接種を勧奨し、市町村が接種を行わなければならないワクチンのことです。
生活習慣病などと違い感染症は患者さんが一人でお終い、ということはあまりありません。このため、感染力が強く健康被害の大きな感染症は個人だけが注意するのでなく、社会や集団で予防する必要があります。
そういった感染症に対するワクチンを定期接種としました。接種料金の全額、または一部を行政(市町村)が公費で負担してくれます。

任意接種とは

任意接種は定期接種以外のワクチンで、でも摂取しておいたほうがいいと個人が判断した時に接種します。当然自己負担です。

残念ながらワクチンは100%安全というわけではありません。必ず副反応が出る可能性を伴っています(当然ものすごく低い確率ですが)。
この「万が一」が現れたときも国が救済してくれるのが定期接種で、個人の責任で対応するのが任意接種です。

予防接種イメージ

ただし任意接種でも安中市の場合は独自の行政措置で救済を行っています。

定期接種のワクチンは接種する期間が決まっています。その期間を外れてしまうと任意接種扱いになってしまいます。

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